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- 群馬県ってどんなところ?
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群馬県は上毛三山などの山々をはじめ、尾瀬・利根川などの清流がある豊かな自然が魅力的な県です。草津や伊香保・水上・四万の四大温泉もあり、国内外からたくさんの観光客が訪れ日々賑わっています。
また下仁田ネギや上州和牛・しいたけなどの豊富な農畜産物が有名で、自動車産業や伝統工芸品などの様々な産業も発達しています。東国文化の中心地として栄えた証である古墳や遺跡などの歴史的な遺物も数多く遺っており、古くから受け継がれてきた文化が根付いている地なのです。 - 移住におすすめの人気エリア
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ここからは群馬県のなかでも移住するのにおすすめのエリアを紹介していきます。まず最初におすすめするのは高崎市です。高崎市は群馬県の中部よりもやや南西に位置しており、県内で最大の人口を誇ります。
市内には住宅街や商業施設が数多く立ち並び、美しい自然や歴史のある文化財ときれいに調和したとても生活利便性の良い街です。47都道府県幸福度ランキングで、第三位に輝いたこともあり、他県からの移住を考えている方にもおすすめのエリアです。
次におすすめしたいのが、前橋市です。前橋市は群馬県の中南部に位置しており、同県の県庁所在地でもあります。市内には「広瀬川」や流域面積日本一である「利根川」が流れており、街並みと川の調和がとても美しい場所です。
さらに前橋市で提給されている水道水は、水質の良さで知られている広瀬川や利根川の地水道です。そのため蛇口をひねるとミネラル豊富なおいしい水をいただくことができます。蛇口をひねるだけできれいな水が飲めるのは大きな魅力ですね。
最後におすすめしたいのが、伊勢崎市です。伊勢崎市は群馬県の南部に位置しており、人口の増加率は県内でもトップクラスのエリアです。
県庁所在地である前橋市と隣接している市で、東京都から約95㎞という好立地にあるため、県外から移住する人も多いです。市内は商業施設が充実しており利便性に優れていますが、中心部から離れると自然がかなり豊富なので、落ち着いた環境に住みたい方にもおすすめのエリアです。
- 太田市の特徴
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太田市は群馬県の南東部に位置している、人口およそ22万人の地域です。都心にも近いため都心へのアクセスがしやすく、交通の便がいい点も特徴といえます。
全国有数の工業都市として知られていますが、その反面「住みよさランキング」10年連続県内1位に選ばれるほどの住みやすさもあります。その理由の1つは、子育て支援に力を入れているからです。
こどもプラッツや放課後児童クラブなどの施設が充実しており、待機児童ゼロの実績を誇っています。働きながらの子育てや経済面でも手厚くサポートしてくれるので、女性にとって住みやすい街といえるでしょう。
また、アクティビティや木工体験ができる「ぐんまこどもの国」、駅前には「太田市美術館・図書館」があるなど、家族で楽しめる場所が豊富にある点も魅力です。このような特徴があれば、住みよさランキングで10年連続1位に選ばれるのもうなずけますよね。
価格は、坪単価が平均13万6909円/坪となっており、太田駅から2km以内の位置になると坪単価が20万円前後となります。地価公示価格や不動産取引価格は近年変動がないので、坪単価の大幅な変動はないといえるでしょう。
- 伊勢崎市の特徴
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伊勢崎市は群馬県の南東部にあり、市の中心部から群馬県庁所在地である前橋市までは約15㎞です。市内外で働く人々にとって非常に交通の便の良い都市であり、県外の人にとっては群馬県を訪れる際の玄関口の一つにもなっています。
また、人口増加傾向の影響により、新しい注文住宅の戸数も比較的安定したものとなっています。土地価格を見ると、市中心部にある主要駅周辺が最も高くはありますが、発達した交通網のおかげで、自宅からやや離れた場所でも自動車で通勤する人が多くいます。
伊勢崎市内には複数の教育機関が点在し、より良い子どもの教育環境を作ることに力を入れています。義務教育前の子どもを育てる家庭の支援にも取り組んでおり、公立・私立合わせて15の幼稚園、28の保育所・認定こども園があります。
大型ショッピングセンターなどの商業施設の郊外進出もめざましく、日常の買い物に困ることはないでしょう。そして伊勢崎市の歴史や文化を知る上で貴重な観光スポットが数多く揃っています。
四季折々の草花の美しさを堪能できる「華蔵寺公園」や、毎年夏に開催される「いせさきまつり」や「いせさき産業祭」など数多くの企画・イベントが一年を通して市のあちらこちらで開催されています。
- 前橋市の特徴
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前橋市は群馬県の南部に位置する県庁所在地です。駅周辺は飲食店や商業施設が並んでいる一方、少し離れると赤城神社や華蔵寺公園などの観光地もあります。 前橋市から東京まで1時間半ほどでいけることから、群馬県でも人気の地域です。そんな前橋市の人口は2000年代からすこしずつ増え始め、現在では33万人を超えています。
このような人口増加がみられる理由としては、前橋市の医療や福祉が充実しているからといわれています。前橋市は人口に対する医師の数が多く、住みやすい地域として人気です。前橋市の環境の良さから、「働きながら子育てできる環境」として全国第2位に選ばれました。
2022年における前橋市の地価は、17.4万円(1㎡あたり)となっています。しかし、前橋市の中でも場所によって大きな価格差がありました。例えば、都心部に近い本町や表町の地価平均は10万円を超えている一方で、北原や粕川などは2万円を下回っています。
このような価格差が生まれているのは、駅までのアクセスの良さが関係しています。前橋で住宅を建てる際には、交通の便と価格を考えて決めるとよいでしょう。
- 高崎市の特徴
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高崎市は人口37.5万人、面積460km2を持った群馬県でも人気のエリアです。高崎市は埼玉県と長野県に隣接していることから、群馬の玄関口として知られているのが特徴。その理由として、古くからさまざまな交通網が発達していることが関係しています。例えば、関越・北関東自動車道はもちろんのこと、上越・長野新幹線の通過エリアにもなっています。これらの豊富な交通網によって、高崎市は東京と日本海を結ぶ都市としても発展しました。
また、高崎市は住みやすい観光地としても人気です。周辺は商業施設や飲食店が充実しており、それに伴って道路の整備も進んでいます。JR高崎駅の周辺はショッピングモールや家電量販店、商店街などが並んでいるため、多くの人が足を運んでいます。
一方、市内の北西部になると丘陵地帯が連なっています。特に、榛名山や榛名富士などはハイキングやキャンプに訪れる人にも人気のスポットです。この辺りには歴史ある神社も数多くあるので、観光客の間でも話題になっています。
このように、高崎市は商業地だけでなく観光地としても人気のある便利な地域です。そんな高崎市の坪単価は平均17万8000円と比較的高めの価格となっています。市内でも利便性によって価格が変わるので、予算に合った場所と住宅メーカーを選ぶことが重要です。こちらのサイトでは、高崎市で特におすすめしたい企業をまとめました。
- 沼田市の特徴
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沼田市は群馬県の北東部にある、人口およそ50,000人の比較的小さな地域です。沼田市の特徴は、その豊かな自然にあります。例えば、周辺には利根川とその支流である、薄根川や片品川が流れています。これら複数の河川により、沼田市の市街地は日本でも有数の河岸段丘上に位置しています。これにより、沼田市には洪水などの自然災害から身を守りやすくなりました。
また、東洋のナイアガラと呼ばれる「吹割の滝」や標高1,300mの「玉原高原」では、四季折々の植物や景色を楽しむことができます。良質な温泉や名産品も豊富なことから、観光地としても人気です。
そんな沼田市の坪単価は、平均10万5000円となっています。この価格は群馬県でもやや高めです。沼田市は前橋市や桐生市など、群馬県の中枢部と隣接しているため、このような価格になっているのでしょう。ただし、市内でも利便性によって価格が変わるので、予算に合った場所と住宅メーカーを選ぶことが重要です。こちらのサイトでは、沼田市で特におすすめしたい企業をまとめました。
- 桐生市の特徴
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桐生市は群馬県と栃木県の境に位置しており、絹織物の産地として桐生織が有名です。人口は約11万人、世帯数は約5万世帯と比較的少なく、便利な暮らしと落ち着いた田舎暮らしの2つの暮らしを体感できます。
特に子育てがしやすい環境となっており、桐生市独自の教育プログラムもあるほどです。その教育プログラムとは、世界をリードする人材育成を目的とした「未来創生塾」、群馬大学の生徒が中学校の講師となって科学を指導する「サイエンスドクター」などが挙げられます。
このような教育プログラムが気になった方や、小さいお子様がいる方は、ぜひ桐生市も候補にいれてみるといいでしょう。また、物件の購入やリフォームをした際の補助制度が充実している点も魅力です。
坪単価も平均9万7867円/坪、桐生駅から500m以内の場所でも15~17万円/坪程度と、群馬県のほかの地域よりも低くなっています。桐生市の雰囲気や環境、物件の価格など総合的にみても、住みやすい地域であることが分かりますよね。
- 群馬県の注文住宅検討者とは?パーソナルデータを見てみる
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ここからは群馬で実際に注文住宅を検討している層の人たちについて、パーソナルデータを参考に調査してみました。ご自身の現状とすり合わせのために参考にしてみてください。
群馬で注文住宅を建てた人の平均年齢は40歳前後です。全国平均は42.7歳なので、比較的早めに検討する方が多いようです。ちなみに、土地付注文住宅の場合は37歳となっています。
(参考:フラット35利用者調査)また、群馬県で注文住宅を建てた人の家族構成は3.4人で、子供ができたことで家を建てるに至った方が多い印象を受けます。まとめると、30代後半から40代にかけて子供の成長を鑑みて家を建てるという流れが一般的のようです。
- みんな資金計画はどうしてる?
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住宅の購入は家計にとって大きな負担になるため、資金計画がとても重要です。では群馬県の一般家庭では、どのような計画が立てられているのでしょうか?
調べたところ、世帯年収が500万円を超える家庭は、およそ2,500万円の借入金を行っていることがわかりました。計算すると、月々の目安は8万円借入金となっており、年収の5~6倍の借入を行う世帯がほどんどのようです。
基本的に住宅を購入する際には、自己資金から多少切り崩して支払います。そのため、ある程度たくわえてから契約すると家計への負担をより減らすことができそうです。 しかし、土地によって負担額が大きく変わります。最後に、群馬県の各地域における土地の価格を紹介しましょう。
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住宅の購入は家計にとって大きな負担になるため、資金計画がとても重要です。では群馬県の一般家庭では、どのような計画が立てられているのでしょうか?
調べたところ、世帯年収が500万円を超える家庭は、およそ2,500万円の借入金を行っていることがわかりました。計算すると、月々の目安は8万円借入金となっており、年収の5~6倍の借入を行う世帯がほどんどのようです。
基本的に住宅を購入する際には、自己資金から多少切り崩して支払います。そのため、ある程度たくわえてから契約すると家計への負担をより減らすことができそうです。 しかし、土地によって負担額が大きく変わります。最後に、群馬県の各地域における土地の価格を紹介しましょう。
地域名 敷地面積/延床面積 建築費用 全国 318.5㎡/123.8㎡ 3,569万円 首都圏 227.5㎡/123.8㎡ 3,896万円 群馬県 396.0㎡/123.1㎡ 3,346万円 - 群馬県の土地取得費
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次に群馬県での土地取得費について見ていきます。土地取得費に関しては、全国平均、首都圏平均と比較しても圧倒的に低コストであることがわかります。
そのため、群馬県は土地が広いうえに、安い土地を獲得できる可能性が高いでしょう。群馬県で注文住宅を建てるときの総費用としては、おおよそ3,804万円だとわかります。
地域名 敷地面積 土地取得費 全国 226.1㎡ 1,444万円 首都圏 170㎡ 2,220万円 群馬県 314.3㎡ 775万円
- 工務店の特徴は?
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工務店の特徴はその種類や規模によって色々変わりますが、主に住宅の設計・管理・施工をする会社です。ハウスメーカーと比べて小規模なところが多く、地域密着型で住宅の施工や設計を行っています。住宅プランや設備などがすでに決まっている住宅メーカーと比べて、比較的設計の自由度が高く、間取りや外観デザインなどを顧客と一緒に作り上げていきます。
工務店も幅がとても広く、いわゆる大工の棟梁タイプである工務店、設計は行わず施工だけを行う工務店、独自にハウスメーカーとして取り組んでいる工務店、社内に設計士を抱えている工務店、フランチャイズに加盟しハウスメーカーの形をとっている工務店、建売住宅や売建住宅の販売を行う工務店など会社によって様々な形態があります。
- ハウスメーカーの特徴は?
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ハウスメーカーは基本的に、特定の建材・設備などを使って建てられた住宅を商品化したりシリーズ化して販売したりしています。建てようとしている家に「商品名」がついていたらその会社はハウスメーカーと思って問題ありません。規格化された高品質な注文住宅を全国規模で展開し提供している所が多く、ブランド力が高いのが強みです。
また一定の数を建てることを前提にして、大量に部材を仕入れたり前加工をすることもできるので、建物の原価コストを下げることができ、工場生産が多くなるので品質を一定に保ち精度のムラを少なくすることも可能です。さらに一定のルールや規格の中で建てることを事前に申請することで、家を建てるときに必要な手続きを簡略化することもできます。手続きが早く工期が短い傾向にあります。
ただしハウスメーカーの場合「自由設計」といっても、実際にはハウスメーカーのルールの中、つまり規格の中での自由であるため、工務店などとは違い本当の意味での自由設計ではありません。細かい部分の融通が利かない場合が多いため、細部までこだわって家を建てたいという方は要注意です。
- 設計事務所の特徴は?
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設計事務所はその名前の通り、注文住宅の間取りや内観・外観などの設計をいちから行ってくれる会社です。 設計事務所は、顧客の要望を聞いて、設計士が敷地の形状や周囲の環境に合わせてオリジナルの住宅を提案してくれます。間取りから設備・インテリアデザインまで、顧客の要望を丁寧に拾い上げて設計図を仕上げてくれます。
「ハウスメーカーの規格内ではなくオリジナルの家を建てたい」「唯一無二でこだわった家づくりをしたい」「細部まで丁寧にこだわりたい」などの願いを叶えたい方には、設計事務所や設計士、建築家と呼ばれる人たちに依頼をすることがおすすめです。
同じ注文住宅という表現の中でも、ハウスメーカーに依頼をする注文住宅と設計事務所に依頼をする注文住宅では、その自由度は大きく異なります。また基本的にはどんな構造にも対応することができるので、土地の計上や地盤、希望をしている要望によって適した構造体を選べることも魅力のひとつです。施工自体は外部の工務店や大工さんに依頼することが多いですが、しっかり施工時の監視を行ってくれるところがほとんどなので手を抜かれる心配はありません。
注文住宅の種類を知っておこう!
注文住宅にも実は様々な種類が存在しています。ここからは「注文住宅の種類」について解説しています。
フルオーダー住宅の特徴は?
フルオーダー住宅とは、全てをいちから決めることができる家づくりのことです。もちろん法的にできないことや物理的にできないことは難しいですが、逆に言うとそれ以外のことならば、あなたの希望をすべて実現することができるというのが大きな魅力です。間取りや仕様をはじめとして、屋根材や外壁・内装・電気関連の細かい部分まで、すべてをいちから組み上げていくことが可能なため、自分たちのこだわりをめいいっぱい詰め込んだ、自由度の高い唯一無二の注文住宅を作りたい方におすすめです。
ただしフルオーダー住宅は、どこまでもこだわることができるため、こだわればこだわるほど予算が高くなってしまうため注意が必要です。注文住宅は知れば知るほど、家づくりが進めば進むほど「やりたいこと」「実現したいこと」がどんどん増えていきます。
やりたいことを増やすのは簡単ですが、減らすのは難しいため、あらかじめ予算とこだわりたいポイント、妥協できるポイントをある程度決めておくのがおすすめです。住宅の専門家たちとしっかり打ち合わせをしながら予算管理をしていきましょう。
セミオーダー住宅の特徴は?
セミオーダー住宅とはパッケージ商品のことで、パッケージの中からであれば好きな仕様を決めることができる家づくりのことです。不動産会社やハウスメーカーのホームページ・中吊り広告などで「自由設計」と表記がある場合は、このセミオーダー住宅に該当する場合が多いです。
住宅のパッケージ商品は仕様や価格がある程度決まっており、その種類はグレードが高いものから低いものまで幅広く用意されています。そのため予算をかけたい場所や抑えたい部分など、ある程度自分で調整することができます。さらに間取りを自由に設計できるパッケージ商品もあるため、多少の融通を利かせることは可能です。
ただしパッケージ商品によっては、部屋の取り方や建物の広さ、仕様などに制限が出てくる場合があります。そもそもパッケージ商品は、あらかじめ「この範囲の中でなら自由に選べます」というものが用意されており、その中からひとつずつ選んでいくというものになるため、すべてを自由にすることはできません。
しかしすべてを自由に設計できない分、変えられる部分が限定されているので予算も大幅に変わらない場合が多いため安心です。
企画(規格)住宅の特徴は?
規格住宅とは、間取りや設備・仕様を規格化している住宅のことで、「規格住宅」や「企画住宅」と呼ばれています。どちらも同じ規格化された住宅ですが、住宅のコンセプトが明確になっている場合「企画住宅」としている場合が多いようです。
最初から間取りや設備が決まっているため料金が明確で、完成のイメージもしやすく予想と現実のギャップも少ないのが特徴です。
ただし企画住宅の場合不自由なことが多いのも事実で、間取りは用意されたものから選ぶ形式のため自由に変更をすることはできず、設備も使えるものが指定されている場合が多いです。
さらに間取りがある程度決まっているため、建物の形や大きさも決まっており、それが収まる土地を選ぶ必要があります。
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注文住宅の魅力のひとつである「自由設計」。せっかく家を建てるなら、こだわりの間取りで建てたいという方も多いのではないでしょうか。ここからは、そんな間取りを決めるときに注目しておきたいポイントや注意点をご紹介していきます。
まず最初のこだわりポイントとして注目しておきたいのが「収納」です。すっきりとした快適な暮らしを送るうえで収納の広さは大切ですよね。収納にも種類があり、たとえば「ウォークインクローゼット」なら、衣類を取り出す際に人が入ることもでき、広いので多くの収納スペースを確保することができます。
しかしウォークインクローゼットなどの収納スペースは、きちんと場所を考えて取り入れなければ後悔する可能性があります。生活導線と合わなかったり、来客があった時に丸見えのスペースに設置することにならないよう設置場所をしっかり検討しましょう。
次に注目したいのがリビング階段です。リビング階段はその名の通りリビングにつける階段のことで、一般的に階段は玄関の近くに取り付けることが多いですが、その階段をあえて家族が集まるリビングに取り付るというものです。
リビングに階段を設置すると共有スペースを通る必要性が出てくるため、家族が顔を合わせる回数が増え交流もしやすくなります。小中高生のお子さんがいるご家庭であれば、子どもの行き来も目に入るため日常を見守りやすくなるといったメリットもあります。ただし、お子さんが思春期になった際は、この間取りがデメリットになる可能性もあるため考慮しておきましょう。
次に注目したいポイントは和室です。すこし意外に思えるかもしれませんが、リビングの隣に引き戸のある和室を設けるのが便利でおすすめです。なぜかというと、和室の引き戸を開けリビングと一体化すればリビングが広くなり、逆に引き戸を閉めることで独立した和室の空間を作ることもできるためです。
たとえばリビングでテレビを見飽きた子どもの遊び場にしたり、勉強部屋にしたり、臨機応変に使うことが可能です。急な来客があった時には、和室を締め切ることで客間にすることもできます。
最後にこだわりたい間取りポイントはキッチンです。ほかの部屋と仕切られる独立型キッチンと、リビングやダイニングと対面して料理ができる対面式キッチンがありますが、おすすめは対面式のキッチンです。
対面式のキッチンは、独立型のキッチンと異なり、リビングやダイニングを見渡しながら料理ができるので、家族や来客との会話を楽しみながら料理をすることができます。小さなお子さんがいるご家庭であれば、子どもの様子を見守りながら料理することができるので安心です。
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